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その空き家、放置すると大変なことに!?知っておきたいリスクと対策
カテゴリ:相続不動産お役立ちコラム  / 更新日付:2024/07/04 13:01  / 投稿日付:2024/07/04 13:01

実家は大丈夫?放置すると危険な「特定空き家」問題とは

愛知県豊明市で、倒壊の恐れがある空き家が「特定空き家」に指定され、行政代執行により解体されることになりました。

線路からわずか70~80センチ 名鉄本線沿いの空き家、豊明市が解体に着手:中日新聞Web

実家を相続したものの、誰も住んでいない…そんな方も多いのではないでしょうか?

実は、空き家を放置しておくと、想像以上のリスクがあることをご存知ですか?

空き家の増加と放置によるリスク

少子高齢化や都市部への人口集中を背景に、全国の空き家は増加の一途をたどっています。

総務省の調査によると、空き家数は900万戸と過去最多にも達し、深刻な社会問題となっています。

(参考:総務省 | 令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果 https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/g_kekka.pdf )

空き家を放置すると、固定資産税の増加や、倒壊による損害賠償責任、犯罪の温床化といったリスクがあり、所有者だけでなく地域社会全体にとっても大きな問題です。

「特定空き家」とは?

放置すると危険な空き家の代表例として、「特定空き家」があります。

これは、豊明市の事例のように、倒壊の危険性や衛生上の問題、景観の悪化など、周辺環境に悪影響を及ぼす可能性のある空き家のことを指します。

特定空き家と認定されると、市区町村から改善命令が出され、従わない場合は罰金が科せられることも。

さらに、固定資産税の優遇措置が受けられなくなるなど、経済的な負担も大きくなってしまいます。

親が元気なうちに!空き家対策は相続前に話し合おう

空き家の発生原因は、半数以上が相続によるものと言われています。

「特定空き家」問題を避けるためには、親が元気なうちに、実家を相続した後のことについて話し合っておくことが重要です。

「誰が住むのか」「売却するのか」「賃貸に出すのか」「解体するのか」など、事前に家族で話し合い、方向性を決めておくことが大切です。

空き家の売却なら税金対策も重要です

相続した空き家の対策として、売却を選択される方も多いのではないでしょうか?

その際、ぜひ知っておいていただきたいのが、空き家の売却には特別な税制優遇制度があるということです。条件を満たせば、最大3,000万円もの控除が受けられる可能性もあります。

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(参考: 国土交通省| 令和5年度税制改正の概要(空き家の発生を抑制するための特例措置の拡充・延長)https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001617701.pdf )

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