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【不動産売却】名古屋市の最新地価情報がわかる!プロも活用する資料とは?
カテゴリ:相続不動産お役立ちコラム  / 投稿日付:2024/09/17 11:02

地価公示・都道府県地価調査と地価LOOKレポートの比較表
地価公示・都道府県地価調査と地価LOOKレポートの制度比較表 | 国土交通省

 

 

 

主要都市の高度利用地地価動向報告(地価LOOKレポート)をご存じですか?


名古屋市周辺で不動産売却をお考えの皆さま、2024年の8月30日に最新版が発表された「主要都市の高度利用地地価動向報告(地価LOOKレポート)」はもうご確認されましたか?地価公示や都道府県地価調査に比べて認知度が低いですが、不動産市場の最新動向を把握するのにとても役立つレポートなので、本日はこの地価LOOKレポートについてご紹介いたします。

 

 

地価公示、都道府県地価調査、地価LOOKレポートの違い


まず、これら三つの地価調査の特徴を簡単に比較してみましょう。

  • 地価公示: 国土交通省が毎年1月1日時点で全国約26,000地点の標準地価格を公表します。不動産取引の指標や税金評価の基準として広く利用されています。
  • 都道府県地価調査: 各都道府県が毎年7月1日時点で約21,000地点の基準地価格を公表します。土地の需給調整や地価の監視を目的としています。
  • 地価LOOKレポート: 国土交通省が四半期ごと主要都市の高度利用地80地区の地価動向を報告します。高層ビルや商業施設が集まるエリアの先行的な地価動向を把握できます。

 

 

高度利用地区とは何か


高度利用地区とは、都市の土地を効率的に活用し、都市機能の向上を図るために指定されたエリアです。建物の高さや容積率を高め、小規模な建築物を抑制します。名古屋市では、名駅や栄などが高度利用地区に指定されており、都市の発展を牽引しています。

 

 

地価LOOKレポートが重要な理由


地価LOOKレポートは、他の地価調査に比べて以下の点で優れています。

  • 最新情報の提供: 四半期ごとの調査で、迅速に地価動向を把握できます。
  • 詳しい解説: 各地区について400字以上のコメントがあり、土地の特性や価格変動の理由を理解しやすいです。
  • 豊富な観点: 地価の総合評価だけでなく、 実際の取引価格、利回りデータに加え、オフィス・店舗賃料やマンション分譲価格・賃料など観点別評価も記載されている。

 

 

名古屋市の対象エリア


名古屋市内では、太閤口・名駅駅前 ・伏見・久屋大通駅周辺・金山・御器所・大曽根・栄南のエリアが地価LOOKレポートの対象となっています。

御器所・金山エリアの地価動向報告
御器所・金山エリアの地価動向報告 | 国土交通省

 

「御器所」地区では、交通利便性と良好な住環境から、マンション需要は幅広い層に支えられ底堅く、分譲価格は上昇傾向にあり、開発適地の供給不足も価格上昇に拍車をかけ、今後もこの傾向は続くと見込まれているようです。(※画像参照)

 

 

筆者のこぼれ話


実は私も地価LOOKレポートをよく活用しています。太閤口や御器所など、身近なエリアの動向が詳しく解説されているので、「なるほど、こういう理由で地価が動いているのか」と新しい発見があります。不動産鑑定士のプロの視点からのコメントは、とても参考になると思います。

 

 

まとめ


地価LOOKレポートは、主要都市の高度利用地区に焦点を当てた貴重な情報源です。不動産売却をお考えの方は、このレポートを活用して最新の市場動向を把握してみてはいかがでしょうか。

 

 

参考資料


 

 

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